河野さんの日々

モザイクだらけです。

小説:私メリーさん...

おはようございますガルデです。
みなさんはメリーさんのお話をご存知でしょうか?
きっとほとんどの人は聞いたことがあると思います。

少女が引越しの際、古くなった外国製の人形、「メリー」を捨てていく。

その夜、電話がかかってくる。

「あたしメリーさん。今ゴミ捨て場にいるの…」

電話を切ってもすぐまたかかってくる。

「あたしメリーさん。今タバコ屋さんの角にいるの…」

そしてついに「あたしメリーさん。今あなたの家の前にいるの」という電話が。

少女は思い切って玄関のドアを開けたが、誰もいない。やはり誰かのいたずらかと思った直後、またもや電話が…

「あたしメリーさん。今 あなたの後ろにいるの」

内容としてはこんな感じです。
Wikipediaさんから引っ張ってきました。
ちなみにこのメリーさん、振り返ったら殺されるだとか全身の血を抜かれるとかいう言い伝えがあるそうです。
殺されるのは勘弁ですが、全身の血を抜かれるってのはメリーさんが美少女だったら普通に許します。
ってかあげます。

とまぁそんな男子高校生みたいなことを考えている時ふと思ったのです。
「メリーさんもっと可愛い方が俺得だわ。」
そんなわけで今日はこんなメリーさんだったらな〜というのを大事にしつつお話を書きます。
こういうのを書くのは初めてですが頑張って書いていきますので、是非最後まで読んでいってください。

〜〜〜〜〜〜〜〜

俺はいつも通り、何もなくのんびりとした休日を過ごしていた...
そんな俺の平穏は、一本の電話によって奪われた。

テレレテレレン テレレテレレン

俺「ん?メリー?誰だ?しかもLINE通話...俺メリーなんて子友達追加してたっけ...」
俺は疑問を持ちながらも、その電話に出た。
俺「もしもし」
メリー「もしもし...私メリーさん...今あなたのうし、あっ」

テレレレン

俺「...え?なんで切れたし。なんか、今あなたの牛...とか言ってたな。牛ってなんだよ、うちを牧場かなにかと間違えてんのか?羊みたいな名前して牛なのか?」

メリー「やばいやばいやばいどうしよう!!間違えて今あなたの後ろにいるのって一発目から言いそうになっちゃった!!!しかも思わず切っちゃった...怒っちゃったかな...もし怒って電話に出てくれなくなったら、私もうメリーさんとしてやっていけない...とりあえずもう1度かけなきゃ!」

俺「なんだったんださっきの...ま、いっか」
間違えてかけてしまうこともよくあると聞くし、俺は気にしないことにした...その瞬間

テレレテレレン テレレテレレン

俺「......2回目ともなると、間違いじゃなさそうだな」
今度は少し落ち着いて、声から知り合いかどうかを判断しようとした。
俺「もしもし?」
メリー「もしもし、私メリーさん。今アメリカにいるの」
俺「え?アメリカ?」

テレレレン

俺「あ、切れた」

メリー「遠すぎたあぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!なんでアメリカなんて行っちゃったの!?少しでも遠くからスタートしなきゃ怖がってもらえないと思ってたらアメリカって言っちゃった!!!おばあちゃんにも「国内でおさえておきな」って言われてたのにいぃぃぃぃい!!!」

俺「なんか...旅行に行ってる...のか?というか、聞き覚えはなかったけど、すごく可愛い声だったな...。ちょっと...かけ直してみようかな...」

メリー「おばあちゃんごめんなさい...私は出国してしまったよ...あれだけ心配してくれたのに...パスポートも持たずに出国したよ...心が...何言ってんだろ...」

テレレンテレレン テレレテレレン

メリー「持ってません!!....ってあれ?あ、LINEか〜びっくりした。体中に持ってる暗器が金属探知機に反応したのかと思ったよ...心しか行ってないはずなのに...って!LINE!?なんで!?誰から!?......え?」

俺「なかなか出ないな...」

メリー「待って待って待って!?私メリーさんだよね!?かけ直されることなんてあるの!?いやでも、今実際にかけ直されてるわけだし...いつも通り、そうだよ!いつも通りにやればいいんだ!今度はちゃんと近づこう!!」

メリー「もしもし」
俺「もしもし!メリー...さん?」
メリー「え?あ、うん、あっ(つい返事しちゃった...)今近くにいるの!」
俺「え?」

テレレレン

俺「あ、切れた。」

メリー「抽象的すぎたあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!!!!なんでこうなるの...近くにいるのって...どの辺の近くかわかんないよそんなの...どのみちメリーさんって呼ばれる女の子は、相手の後ろにならすぐ移動できるから別にいいんだけど...相手からしたらわけわかんないよ...」

俺「近くにいるの...か。家の周りふらついてたりとかなwwまさかそんなこと.....あ」

メリー「どうしようどうしよう...でももう家のすぐ近くまで来ちゃってるし...」

俺「あの、メリーさん...ですよね?」

メリー「な、なんのことでせう(背後取られた!?)」

俺「メリーさん、いきなりこんなこと言うのは変かもしれないけど...声を聞いた時にわかった。俺は君が好きだ!!もし付き合ってくれるなら、振り返って好きだと言ってほしい!」

メリー「.........」

俺「メリー...さん?」

メリー「だめよ...今の言葉は取り消して」

俺「え?どうして...?」

メリー「だって...」シュパッ

俺「消えた!?」

メリー「残像よ。だって、後ろをとって告白するのは、私の十八番だもの」

俺「メリーさん...じゃあ俺とっ」

メリー「けど、もうあなたの背後をとるのもやめる」

俺「え、そんな、それって、もう会えないってこと...?せっかく両思いなのに...?」

メリー「これからは...あなたの横にずっといるから」

俺「メリーさん...俺、絶対メリーさんを幸せにするよ!!」
メリー「うんっ!」

俺「けど、どうして初対面の俺と付き合ってくれたの?」

メリー「運命、感じたからかなw」

俺「なんだそれwバーカw」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

バカはお前だよ
まぁこれがみなさんの反応でしょう。
俺も同じ思いです。
なんだこれ、よくわかんない終わり方だし、メリーさん攻略簡単すぎるだろ。
いや、ある意味かなり難しいのかもしれないけども!

とはいえ、メリーさんの可愛さが少しは伝わったのではないでしょうか。
それだけで俺は幸せです。

では、失礼します。